孫がいない生活は何もない

孫のいない生活を想像するだけで何もない毎日が思い浮かびます。

今まで一緒に生活してこれたことはジジの人生で一番の幸せな時間でした。

ジジは子供が大好きです。

子供と時間を共有することがジジにとって一番幸せを感じる時間でした。

娘のために夢中になっていた時期もそうでした。

その娘も父親の手から離れ、父親を疎ましく思う様になりました。

遅い反抗期の様な感じです。

なるべくぶつからない様に意見をいうことをせずに黙って見守る時期が長く続きました。

その後娘が赤ちゃんを身籠っていることがわかり、結婚するしない、産む産まない、色々とありました。

子供を産むことを認めた時からジジは父親の代わりになる事を決心していました。

そこから、孫が可愛くて仕方なくなるのにそう時間はかかりませんでした。

日に日に可愛くなる孫、毎日変化する孫、進化する孫、ジジを求めてくれる孫。

一緒に過ごせば過ごすほど孫が可愛くて可愛くて、いつも一緒にいたいと思いました。

孫がいてくれたことに感謝しています。

一緒に暮らしてくれたことに感謝しています。

人は無くすことへの恐怖が一番大きいのだそうです。

欲しいことより、無くすことへの痛みが勝るのだそうです。

今のジジはあまりに大きな幸せな時間を無くすことへの恐怖に慄いています。

休むことなく話しかけてくれる孫。

いつも「見てて」「見てて」と自分と自分が見ているものを見て欲しい。

分かってほしいと訴えかけてくる孫。

それに応え孫を見つめ孫が見ているものを見つめ孫が好きになります。

孫が生まれた時からジジは孫が成人するまで元気に過ごすため、父親代わりを勤められる様に身体を鍛え始めました。

ジジの人生を前向きに改善しようと思わせてくれたその全てが孫からもらったものです。

前向きに進化成長しようと思わせてくれた孫の存在は私にとってこれ以上ないくらいに大きな存在です。

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