暖との楽しい週末。
ここのところの暖の要求に応え、戦艦作りました。
ここのところ毎日「戦艦作って」
土曜日は暖とお風呂に入れました。
そのお風呂でも「戦艦作って」「薪で戦艦作って」
「ちょっと何言ってるかわかんない」とふざけて見せると
耳に向かって大きな声で「薪で戦艦作って!!」
「ちょっと何言ってるかわかんない」
「戦艦作って!!!」
もちろん作ってあげますよ・・・
と言うことで日曜日は戦艦を作りました。
前日の夜から何をどうやって戦艦にしようか考えていました。
寝ながら丸太を削って・・
丸太より角材のほうがいいか・・
下を三角に削って、上に角材を乗っけて、大砲を割り箸で作って、大鳳は動く様にしよう・・
そんなこんなで朝から暖と外に出かけ、
「この位の大きさでいいかな?」
「大きいの」
「あんまり大きいと暖動かせないよ?」
「ジジが動かすからいいの」
「暖が戦艦でジジは『ニュージャージー』で暖がやっつけるの」
「あっそ。ジジも戦艦大和がいいなあ」
てなやり取りの後に
「角材を示してこの位でいいかな?」
と70cm位の大きさに示して見せると
「うん」
「どうやって切るの?」
「チェーンソウ」
「えー!大きな音するからやだ!!」
「じゃ、丸ノコで切るか」
「何それ?」
「電気のノコギリ」「回るんだよ」
「何それ」
持ってきて見せてあげます。
「何これ?」
「丸ノコ」
で、早速電源に繋げ作業の準備をしていると暖は怖がって遠くの方に避難。
その間に準備を進め、長さのイメージを沸かせ、角材に刺さっている釘を抜き、とやっていると暖は一人で東屋の屋根に乗っています。
「危ないから一人で乗っちゃダメだよ」
「気をつけて」
「見てて」
「見てたら作れないじゃん」
そう、暖はいつも見ていて欲しいのです。で暖が降りてきたので作業開始。
だいたいイメージが湧いたので差し金で印をつけ、切り出します。
そのあとは差し金で大雑把に船首のラインを目印して、切り出し。
この船首の下の部分を加工するのに約2時間かかりました。
でも、もう暖は飽きてしまって家の中に入っておやつを食べています。
やれやれ、暖と一緒の楽しい週末もジジの作業の日になってしまいました。
でもまあ、暖が喜んでくれるならいいか。
暖の幼い頃の印象に残る奴を作ってやる!と言うことで黙々と作業を進めます。
カンナ、ミノ、電動カンナ、サンドペーパー、丸ノコ、様々な道具を駆使してイメージを沸かせながら作業を進めます。
途中、大和画像を検索してイメージを沸かせ、細かに修正しながら作りました。
前方と船尾の艦底部分を作るだけでほぼ昼近くになってしまいました。
まずまずの形に船らしくなりました。
ここまで、電動カンナがショートしているのでコードの修理、カンナが切れないので刃を研いで、ドリルを使おうと思ったら交換用に道具がなくネジを回せなかったり。。様々なトラブルと道具探し、ああでもない、こうでもない。イメージを沸かせ、道具を探し、道具を修理し、そして船を削り
イメージを沸かす程にもっと綺麗にもっとかっこよくと当初はチャチャとそれらしく作れは喜ぶかなと思ったですがカンナをかけ、トゲが刺さらない様に、いやいや綺麗にとどんどん欲求が高まり、作業が増え・・
その上に角材で司令塔やら操縦室やららしき形を乗っけ、後ろのボイラーらしき形を乗っけ、主砲を前方に2つ、後方に1つ積んでイメージを沸かせます。
この作業が結構時間がかかり、こうでもなりああでもない、こんな感じかな?と
そこら中の角材を持ってきて積んでみてはイメージを沸かせます。
厚い角材を2つ、薄い角材を1つ、いや薄いのを2つ、厚いのを1つ、幅は?
ながさは?
そんなこんなで「お昼だよ。」の声
暖に見せてあげたいのでとりあえず作業継続。
暖とのお昼も出来ず、作業を続け、
暖がお昼寝に行く時に暖に見せてあげたくて、まだ出来ていない角材を乗っけたものを見せに行きました。
「こんなんでいいかい?」
「うん!下に置いといてね」
「分かった」「おやすみ」
で、暖がお昼寝から起きた時には見せてあげたいので作業継続。
司令塔やらをイメージを固め、3連装の主砲2基と後方の主砲1基をイメージして割り箸で主砲を作り台座を削り、回る様に釘でつけることにしました。
そんなこんなで、とりあえず司令塔と主砲3基を作り、その後にお昼を頂き、雑用を済ませるために市場とビデオ屋を周り、家に帰るともう暖が起きてきました。
少し休みたかったのですが、
すぐさま、最後の作業に移り、主砲を削り、キリで穴を開けてボンドで接着、釘で打って取り付け。
とりあえず暖が大好きな主砲がついた状態まで今日は完成しました。
暖が少しは喜んでくれたようで幸いです。
ジジは疲れてしまってその戦艦を使って暖と遊ぶ元気がありませんでしたが
疲れた体に鞭打って暖と遊び、その後筋トレもこなしました。
疲れ果てた1日でしたがそして暖と一緒に遊べなかった週末でしたが、充実していたのは確かかもしれません。
コメント