暖との思い出、娘の誕生日に向けて思うこと

暖がいた頃、暖が家に帰って来た時に二階のジジの部屋にそっと登って来て、隠れながらジジを驚かそうとして侵入して来て「ただいま!」って行ってくれるのが最高に嬉しかった。

あのシーンは鮮明に覚えてる。

毎日、毎日ジジの部屋に来てくれたね。

嬉しかったなあ。

暖との週末を楽しみにしていた毎日、楽しかったなあ。

週末は何をしようかちょっとした空き時間に考えるのが生き甲斐で、仕事のモチベーションだった。

週末はいくら疲れてても、体調が悪くても、気力で目一杯に暖と付き合い、遊んだ。

疲れも、体調不良も気力で乗り切れば、風邪も疲れも吹っ飛んだ。

乗り切れた。

週末には度々暖が体調不良で遊べない時があったけど。

家の中で遊んだ。

でも、外の暖の知らない体験をさせてあげたかった。

外にジジと一緒に出かける二人だけの時間が大切だった。

材木屋、庭屋さん、神社、公園、畑、山、川、海

大好きな人と過ごす時間がこんなにも楽しいなんて、しばらく忘れていた。

暖との時間はいつも楽しかった。

暖に喜んでもらいたかった。

そして自分も楽しんでいた。

虫取り、魚とり、魚に餌あげ、きのこ採り、タケノコ取り、散歩、ガタゴトに乗って散歩、公園で砂遊び、庭での水撒き、穴掘り、ミミズとり、木ノ実とり、ドライブ、木登り、追いかけごっこ、おもちゃ屋さん、ソリ、滑り台、

雪合戦、雪だるま作り、雪かき、野菜の収穫、畑を耕す、畑の散策、草や木の名前、虫の名前、お買い物、おやつの時間、お絵かき、工作、大和作り、信濃作り、お昼寝、お風呂、

やらしてもらえなかったけど、保育園へ送り、保育園へのお迎え、一緒に寝ること、やりたかったなあ。

暖の好奇心に驚き、こうやって人は成長するのだと教えてもらった。

ジジもこうやって成長しようと思った。

忘れようとしているけど、忘れない。

心の隙間には暖との思い出がたくさん詰まってる。

ふとした瞬間にいつも思い出してしまう。

親バカ、孫バカ、そやって子供は育つのだと感謝

私の自由時間は暖とともにあった、全ては暖のために捧げた。

子供達の誕生日が近づき、メッセージを送ろうかと考えていると暖のことを思い出す。

孫のことを愛したように、あんなに愛した娘に出て行った娘にどんなメッセージを送ろうか。

親の愛は届いているかい。

愛されて育ったんだよ。

それだけは事実。

精一杯に愛した自信がある。

それを暖と過ごした時間、思い出を思い出しながら、思い出す。

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