暖が帰ってきます。
「ジジは?」「ジジはいる?」
暖の呼ぶ声が聞こえます。
その瞬間にジジは幸せな気持ちに満たされます。
「ああ、暖がジジを求めてくれている」
求められることって幸せです。
そう、求められる事って幸せなんです。
人は人に求められ求めに応える時が一番幸せなんです。
そのことも孫に教えてもらいました。
暖はいつも大切なことに気づかせてくれます。
暖が二階に上がってきました。
今日は暖は保育園のソリ教室、ソリお出かけでした。
ソリは楽しかった?スピード出た?怖かった?
「ソリで滑って、ジャンプして落ちるとどしんとお尻が痛いんだよね?」
ソリでジジと一緒に滑った時のことと同じことをしゃべっています。
ジジと同じことをしたのを楽しそうに喋っています。
すぐに「ゴルゴ」に興味を示し、その全部をはるに渡すとパラパラとめくりながら戦艦を見つけました。
「ジジ戦艦書いて!」
暖の書いて!書いて!攻撃の始まりです。
ゴルゴに戦艦が出ているところを探して書いてあげようとすると
次々と質問とみて、見て攻撃。
戦艦見ないと書けないよ。
あれで見ればいいじゃん。
あれってジジのパソコンのグーグルやユーチューブです。
それはママの許可がないとちょっとね。。
いいじゃん、動かないやつ。見た書いてよ。
ちょっと。それは。。
根負けでジジは携帯のグーグルで戦艦大和を探して書き始めました。
細かい描写がたくさんありサクッとは書けません。
その間も、暖の見て見て攻撃、
見てたら書けないじゃん。
そんなやりとりをしながら、お風呂の時間まで頑張って書きました。
そのうち下から「暖ー!お風呂入るよ!」の声
何回か呼ばれて下に行こうとするときに
「ジジ書いたら下に持ってきてね」
そう言って下に降りて行きました。
ジジは仕事と筋トレをこの後してさらにみんなとの夕食に間に合う様に風呂に入らなければいけません。
戦艦大和をなんとか書き上げ、
大急ぎて筋トレ、その後は風呂、
風呂に入る前もはるに見つかると「来て」「ジジこっち来て」
「見て」戦艦を一杯並べて嬉しそうです。
暖に求められ、それに一生懸命応え、やり遂げると充実感いっぱいです。
風呂上がり、夕食の時も暖はジジに一生懸命に質問します。
ほぼずっと質問しています。
あまりに夕食が進まないとママから注意が入ります。
でも暖はすぐにまたジジに質問ぜめです。
なんて幸せな時間でしょう。
暖ありがとう。
暖愛しています。
ずっと、ずっと暖と一緒に過ごして行きたいです。
この幸せな時間は何にも代え難いです。
暖がいるだけでこんなにも幸せです。
暖が求めてくれるだけでこんなにも幸せです。
人は求められ求めに応えることが一番の幸せです。
ありがとう。
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