暖のことを思い出さない様にしていました。
それは
辛いから。
寂しいから。
別れが辛いから。
愛しているから。
でも「如何しようも無いクズの俺が父親になった話」と言う2chの動画を見て青の頃の気持ちを思い出し、大切な気持ちに気づきました。
父親になったジジ。
そう、主人公の息子は「ハル」と言います。
動画内でも偶然でしょうか?
子供はハルと言います。
突然父親になったどうしよもないクズが突然父親として息子を育てる様になった話。
ジジが暖を育てていた頃の気持ちがそのまま書かれています。
ハルが可愛くて仕方ない。
暖のために自分を成長させようと奮闘する。
暖のために様々なことをきちんとする様になる。
暖に手本を見せられる大人になろうとする。
「父親の自分が子供を信じられなくてどうする、子供を守れるのは自分しかいない」
なにがあっても息子を信じる気持ち。
息子を守ろうと自分を投げ出す姿に涙が止まりません。
自閉症で発達障害のハル。
優しくて、純真で、まっすぐなハル。
パパが大好きなハル。
そしてジジが大好きだった暖。
一緒にバスに乗って駅まで行ったこと。
一緒に軽トラに乗って出かけたこと。
おもちゃを買って欲しくて駄々をこねたこと。
あの時の切ない、暖が愛おしくて如何しようも無い感情が蘇ります。
愛おしくて、愛おしくてずっと一緒に居たかった。
暖が好きで、好きで、人生の全てだったあの時。あの頃。
ジジの時間の全てを暖のために使っていたあの頃。
週末が楽しみでしょうがなかったあの頃。
暖が望むことは全てやってあげたかった。
疲れたなんて言わなかった。抱っこも駆けっこも高い高いも木登りもお出かけも、次に日のことなんて、この後のことなんて言い訳にしなかったあの頃。
許された時間の限りを暖のために使っていたあの頃。
その一瞬、一瞬が貴重でかけがえがなかったあの頃。
永遠に続いて欲しかった暖との時間。
その時の気持ちが蘇り動画を見ながら涙が止まらなかった。
大切な人のために生きることの喜び、感動、幸せ。
その全てを暖に教わり、与えてもらった。
その大切なこと、与えてもらったことを忘れていい訳がない。
大切な、大切なかけがえのない思い出。
一瞬でも忘れずに、感謝して生きていこう。
暖ありがとう。
暖愛しています。
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